最近の私のヒット、「finetrack」のニュウモラップジャケット。
「ミッドシェル」という発想で、中間着と最も外側のアウター(雨具など)の間に着るウェアです。
野外では雨天時以外でも、風や汗冷えの寒さから身を守るために、雨具を着ることはよくあります。
なので、雨具はどんな晴天時にでも持っていくべき装備のひとつ。欠かせない防寒具でもあるのです。
だけども実際には、
「雨具を着るほどではないけど、アウターを着たい」
という状況はよくあります。
汗で少し冷えを感じるときやカヌーでウェアが濡れていて陸上に上がっているときなど、まさにソレ。
そんなコンセプトに基づいたウェア。
詳しくは→http://www.finetrack.com/product/pneumowrap.html
初めてショップで手に取って見たときは、
「雨具を着りゃいいじゃん」 とか、
「雨具の下にまた雨具のようなジャケット着てどうすんの?」
的な感想を抱いてしまいました。
しかし、finetrack社から商品サポートをしていただいているのを機会に、今シーズンから試用してみたら・・・
こりゃ、いいね、と。
北海道のように驚異的な暑さにならない地域なら、野外で常に着ていられるくらい。
畳めばとてもコンパクト、重さも210gしかありません。
ザックに忍ばせているのを忘れてしまうほどの一枚となります。
ひとつのウェアで多用途に使うことって便利そうで意外と、
『帯に短し 襷(たすき)に長し』
となりがちなもの。
だけど、重ね着(レイヤリング)のバリエーションとして考えれば、
このウェアだけで済ませる時と、しっかりとした本来の雨具の下に着る時との、
ウェアの使用目的が頭の中で整理できます。
少し肌寒くてパッと羽織りたいとき―、
小雨が降ったり止んだりで、しっとり濡れちゃう。だけど雨具を着るほどではないとき―、
雨具の防水性を補いたいほどの雨の中の長時間行動のとき―、
そんなときにピッタリです。
使用目的がスッキリしていると、装備全体がスッキリとするもんです。
使い分けると装備がかさばりがちですがこれなら問題ナシ!
どんな天気でも活躍するウェアなのです。
おすすめですよ。
ハードな山歩きでなくても、野外活動である以上、装備や道具はとても大事。
装備・道具の余裕から心の余裕が生まれ、自然をみる気持ちの余裕が生まれるのです。
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