「固定観念を持って人を見るのはダメ」
なんてよく言われますが、自然に対しても、
固定観念のせいで新たな気づきを逃してしまうことが多々あります。
ナナカマドの実は赤、
という固定観念を崩す、白い実のナナカマドを見に行ってました。
この時期はまだ葉っぱに隠れているし、ナナカマドの実は赤、と決まりきって考えていると見逃してしまう奥ゆかしさ。
数年前に少し話題になった木なのですが、多くの街路樹に混じってこの一本だけです。
黄色やピンクの実をつけるナナカマドは、かつて偶然に生まれたことがあり、それぞれが「黄鐘」「峰仙」という品種として登録されています。
その時は、2000本近い苗木の中に10本程度、違う色の実をつけた木があったそうな。
果たしてそんな偶然がここで起きたのか・・・。
それとも外国産にあるという白い実をつけるナナカマドが、造成の際に紛れ込んでいたのか・・・。
実以外のところを観察してみても、他のナナカマドと違うという部分は見出せませんでしたが。
深い森林内のような純粋な自然状態というわけでないので、なおさら真相は分かりません。
だけどワタクシ、こういうひねくれた個性のモノにどうやら惹かれるようです(笑)
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