この日はニセコのガイド仲間数人と、ニセコから3時間ほどかけて遠征フィールドワークです。
ガイド研修という名の下、日高方面で花見。
花見といっても、植えられたサクラを見ても写真を撮る人は誰もいません(笑)
まだカタクリが咲いていました。ニリンソウとのコラボがキレイ。
ホソバノアマナ
ヒカゲスミレがひっそりと
サンカヨウ
ニリンソウは形態の変異幅が広いグループで、花弁が緑色に色づくと “ミドリニリンソウ” などと言われます。
八重咲きが進むと “ギンサカズキイチゲ” 、完全な八重咲きになると “ヤエザキニリンソウ” などと呼んでいる人もいます。
全部品種レベルなのでワタシには「ニリンソウ」でいいのですが、花冠サイズが小さくてここまで八重咲きになっていると、確かに分けたくなりますね。
オオバナノエンレイソウ大群落。
オオバナノエンレイソウと言えば・・・・・・
「♪はなー、はなー、はなー♪」(六花亭CMより)←北海道の人にしか分かりません(^_^;)
(何のことだか知りたい人は↓)
サクラソウも咲き出しました
コラボレーション
いい年したオジサンが地面に寝っ転がってスズメノヤリを撮って、「スズメ目線だぁー」などと喜んでます。
これを探しまわってました。シラオイエンレイソウ。
エンレイソウの雑種はたくさんあって、これまた難しい一群ですが、このシラオイエンレイソウは確かに形態が違う。
エンレイソウの雑種の中には、かつてあったであろうエンレイソウの仲間との種間雑種もあり、そんなことまで知ると非常に興味深い話し。しかも、新たな組み合わせだって現在進行形かもしれません。
雑種なので名前を決めるのが最難関なのですが、こんなふうに植物が好きな人同士で歩いて、皆で話し合いながら違いを見い出す作業って、とても楽しく勉強になります。
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