自然の中でのデジタル機器って、どう思います?
最近は図鑑や大量の画像、資料などなどをタブレットPCなどで持ち歩くことが難なくできます。
これってかなり便利といえば便利なのですが、ワタクシ、図鑑・野帳(メモ)・資料などはアナログ派。
デジカメは当然使ってますが、あとは重い図鑑を何冊もカバンに入れて、自分でも解読不能のメモを書きつつ、
資料をクチャクチャにしながら歩いています。
最近はガイド中でも、タブレットPCで写真を見せたり解説したりといった手法もありますが、
私自身はツアー中にちょっとした図鑑写真をお客様に見せる、といったときには、
あくまで “(紙の)図鑑” で見せるのがいいと思っています。
覚えるために植物や鳥を勉強したい、という時も、必ず “紙の図鑑” で見ることが大事です。
ただ、フィールドワークをしている時で―、
特に、泊まりがけで山に行っている時や本州などの慣れない土地での自然観察は、そうそうしょっちゅう行けない場所。
そんななかで出会った植物や鳥は、その場で調べて
「しっかりと見るべきトコロを見たい。撮るべき写真を撮って記録したい」
という気持ちもあります。
ましてや動物の痕跡などは、時間がたてばなくなっちゃうのでなおさら “その場での同定” が大事。
(↓歩くのを止めて、持ってきた図鑑でひたすら調べる!の図。・・・このあと結局この図鑑には載ってませんでした・・・)
そんな時、
「あぁ~、家にある “あの本” があれば調べられるのに」
と思うことは多々あるわけで・・・。
最近は本や資料を大量にスキャンしておいて、タブレットやスマートフォンに入れておき、いつでもどこでも見られるようにしておくことができます。
いわゆる本の “自炊” 作業です(本を電子化することを “自炊” といいます)。
自分自身の自然観察にはそんなデジタル要素を取り入れるのもアリだよな~・・・と感じる日々。
冬の間にそんなトコロを大改革!・・・はまた次の投稿で。
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