研修旅行という名の旅行から帰ってきました。
目的地は・・・伊豆諸島の神津島。
そもそもなんで神津島?というと、
冬に本州各地の図鑑を買って読んでいたら、神津島の図鑑の出来がずいぶんと良く、
「いい図鑑だな~」
「実物を見てみたいな~」
「じゃ、行こう!」
と、ただそれだけ。
簡単ですね。相変わらずの単純さ。
シンプルイズベスト!な動機です。
伊豆諸島は火山性の島々で地質が特殊な上、関東とは違う南国の暖かさ。
当然、特殊な植物相や鳥類相が広がっています。
そんなところに興味津々なのです。
いつも一緒に歩いている植物調査員の方と一緒に、オジサンふたりの怪しい旅行です(笑)
※※ワタシの記録も兼ねて、紀行文的にたくさん写真もあげちゃうので、長文になります。
興味があって、かつ、覚悟の出来ている方のみ読み進めて下さい。※※
島滞在中はずっとテント泊ということもあり、ただひたすら歩き回ることが目的なので、50Lほどのザックを背負う。
さすがに東京のビジネスマンに囲まれるとちょっと浮きます・・・。
東京竹芝桟橋からジェット汽船で3~4時間ほど。
思ったよりも手軽。
昼には島に到着!天気がいい!暖かい!暑いくらい!
船を下りてすぐ立ち寄った観光協会に早速ありました―
神津島を代表する「コウズエビネ」。鉢植えですが(笑)
フェリー降り場からはキャンプ場まで1時間半ほどの歩き。
当然オジサンふたりは、道端の植物を見ながら・調べながら・写真撮りながらなので、時間かかりまくりです。
北海道にないものばかりで、まぁ新鮮!なのです。
東京とはいっても、関東以西の南寄りなものばかり。やっぱり暖かいんだな~と。
「カジイチゴ」
まだ葉っぱのない北海道とは違って、照葉樹林が広がってます。当たり前ですが。
こんな森にも感動、のオジサンたち。
マンホールの蓋の模様も独自感が。
伊豆諸島っぽい鳥でこんなのに近い鳥といえば・・・「イイジマムシクイ?」。なんでしょ?
キャンプ場着。充実のキャンプ場で、テントそのものはレンタルできます。
さらには、ナベ類も無料で貸してくれるので、装備の軽減が図れます。
至れり尽くせり。島とはいえ、さすが東京都ですな。
見たいな~と思っていたシダは、テントのすぐ横にありました(笑)
「ホソバカナワラビ」
ガマズミかな?と思いきや、「シマガマズミ」だと。
独自な種が多いので、基本的に「シマ」とか「オオシマ」とか「シチトウ」あたりの言葉をつければ当たってたりします(笑)
北海道でいうところの、「エゾ」とか「ミヤマ」なんかと一緒。
アケビの仲間、「ムベ」。落葉しないので、「トキワ(常葉)アケビ」とも言ったり。
明日登る天上山を見上げ、
海もキレイ。
島時間のなか、夜が更けるのでした。
まだまだ続く・・・これからこれから。
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