見えちゃう感動

どこかの冷蔵庫の謳い文句、「切れちゃう冷凍」的タイトルの本日。
肉眼ではなかなか見れないマクロの世界を覗くには、ルーペがあると便利です。
宝石鑑定などで使うアレです。
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雨に濡れたコケやシダ、ただの葉っぱや花でもルーペを通して見てみると、マクロの世界を手軽に体感でき、いつもと違った “目” で見ることが出来ます。
ワタシも、自分が野外で使う用とお客さま貸出用、家で使う用で計5~6個持ってます。
そんな “感動” のためにルーペを使うのもいいのですが、 “識別” するときにも大いに活躍します。
シダ植物やイネ科植物などのとても細かい部分を見ないと識別が出来ないものや、茎や葉や花のごく小さな部分の形状などを確認するためにも必要となります。
ツアーではそんな細かいところにこだわってお話ししたり観察してもらうことはほとんどないのですが、ワタシ個人としてはなくてはならない道具なのです。
ところが最近、調べるために図鑑とルーペを1時間もにらめっこしていると、だんだんと目が痛くなり、しまいに頭がガーンガーン・・・となることが多くなってきました。トシですかね~?
そんなワタシが、去年からずっと欲しかったもの ― 顕微鏡。
家でじっくり調べるときに、大きな拡大率で両目で観察できるのは魅力的です。
両目で見れれば疲れにくいですしね。
ただワタシにとっては、決してお手軽な値段のものでもないので、
「欲しいな~」
と思う頻度が一年にどのくらいあるのか、実感してから買おうと思ってました。
そこで今年。
必要性を感じることが何度もあって・・・・・・・・
先日とうとう買っちゃいました。
はっきりくっきり、超デカデカとこれでもか!と見えちゃいます。
しかも目にはほぼノンストレス。
今日は子供のように、意味もなく色々なものを超拡大で見て遊んでいます。
これでもう、
「見えないから識別できないなぁ~」
という言い訳は出来なくなりました。
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