変態(?)

今日はなかなかショッキングなタイトル。
変態と言っても、性的な意味ではないですよ。
何かが好きで突き詰めてやっている人って、他人からみると、
「どうしてそこまでやるの?」
ってなるのが常なワケで、それがある意味の「変態」なのです。
ニセコでスキーガイドを生業にしている人たちはみんな、
「スキー馬鹿」(←いい意味で、ですよ)
「スキー変態」(←いい意味で、ですよ)
です。
だから、それぞれが、
誰よりも滑って、
誰よりも勉強して技術を磨いてます。
しかも当然、
「そうしなきゃいけない」
ってわけでなく。
私も当初スキーが好きでニセコに移住したわけですが、どうもそこまで「変態」になれず、ご存知のようにスキーは一切仕事にしてません。
やっぱり変態じみた「好き」を突き詰めている人が、お客さんにとっても面白くて魅力的ですもんね。
そんな人と話していると、楽しいですよね~。私もそんな人が大好きです。
また、「好きを突き詰めている人=変態」にはプロもアマもありませんが、意外とアマチュアの人のほうが変態じみた人が多かったりもします(特に自然の分野では)。
私の周りにも、よっぽとプロガイドよりも詳しく、歩き回っているアマチュアの人っています。
そんなふうに、私にはプロアマ問わず「変態」仲間が何人かいるわけで(って、ここだけ読むとかなり危ない・・・)、その一人、徳田氏が数年前に図鑑を作りました。
この方、ネットのその方面には有名な人で、 “ばいかだ” と言えば分かる人もいて、分かっちゃう人はそれだけで少し変態度アップです。
ちなみに、彼と知り合うずいぶん前の頃、私も “ばいかだ” さんのホームページでずいぶんと勉強させてもらいました。
で、何で変態かと言うと・・・・・・ヘビ。(を中心とした両生爬虫類)
彼と話していると、
「ホントに好きなんだな~」
がにじみ出ていて、それだけで楽しく魅力的な人柄です。
何よりも、仕事に関係なく、歩きまわって・勉強しまくってます。
この図鑑にも、そんな彼がひたすらフィールドワークをして溜めた知見と素晴らしい写真がたくさん載ってます。
北海道の爬虫類は本州に比べて種数が少ないのですが、ただ識別点だけを述べた図鑑ではないので、とても充実した図鑑に仕上がってます。
書いた人の変態さ加減をイメージしながら本を読む作業もまた、楽しいですよ。
ここかしこに「変態」がにじみ出てますから。
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