「水恋鳥」

先週の道南遠征ツアーの最中、3年ぶりにアカショウビンとの出会いがありました。
アカショウビンは古くは「水恋鳥(みずこいどり)」とも言われ―、
前世の罰・報いをうけて全身が真っ赤な羽色になってしまい、そのために、谷の水を飲もうとしても水に映った自分の身体が真っ赤な炎に見えて水に近づけない。
故に、いつまでも水が飲めずに雨露を口に受けて渇きをしのぎ、いつも水恋しと啼いている・・・と、柳田国男は書いています。
そんな悲しげに聞こえるこの声ですが、久しぶりにアカショウビンに出会ったワタシはそんな風情をすっかり忘れてお客さまと大喜び。
まだまだ自然の風情を噛みしめる心の余裕が足りません。
(かつてニセコで出会ったアカショウビンの声↓)

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