この日は、ニセコ羊蹄山岳会の活動で羊蹄山へ。
本来は自生していないコマクサの除去活動です。
(詳細は去年のブログへ→2015年7月7日 ブログ)
あいにくの雨と強風ですが、ガイドツアーではないので、気にしない。
羊蹄山の自然を守るべく山を登る山岳会の面々。
雲を抜けると晴れ!と思いきや、2~3分の間だけ。
やっぱり雨時々突風。
↓遭難者ではありません。登山道ではない急斜面を、小さなコマクサの個体を探すために歩きまわります。
独立峰の羊蹄山には本来はコマクサは自生していません。他から自然に入ってくることもありません。
羊蹄山のコマクサは、人間が持ち込んだ植物であることが分かっています。
一度植生が乱れると回復が難しい高山だからこそ、事前に人間が対応する必要があります。
コマクサには何の罪もありませんが、数cmの個体を見つけては根ごと除去する作業です。
こんな作業をしなければいけないのは、悲しいですね。
一度の心ない行為で、もう何年もこの作業を行っていますが、いまだ元の状態には戻っていません。
来年もまだまだ続きます。
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
コメント