鳥見ツアー

鳥は植物と違って、当然のことながら動きます。
だから、見分けたり覚えたりが難しい。
となると初心者は観察会に行って教えてもらったりするわけですが、観察会や自然ツアーの一部では、ガイドが鳥の名前をどんどん決めてあげて「あれは○○、こっちは○○ですね。あー、あっちは○○」なんて話しに終始することも多いようです。
そんな残念な話しをお客様から聞くことがあります。
これってお客さんは楽しいのでしょうか…。
鳥の名前の羅列なんて英単語帳をめくっているようなもので、お客さんにとっては「ガイドと一緒だから分かった」「森にはたくさんの鳥がいるんだな」というだけです。
せっかく興味を持つようになって家に帰ってから近所の公園で鳥を探してみても、おそらく見分けることは難しいでしょう。
ツアー内で見られた鳥の名前をガイドがどんどん決めてあげることよりも、「鳥をどういう見方で見れば良いのか」「森のどこにどう気を配れば見つけられるのか」というところを明らかにしないと、お客さんの豊かな経験には繋がりません。
「見て分かるようになる」のはお客さんですから。
この日は鳥見ツアー。
遊歩道を歩く際にどんな場所に気を配りながら歩くべきで、見分けられるためには出会えた時にどこをどういうふうに見ればいいのか―、声が聞こえたらどういう意識で聞けば聞き分けられるのか―。
そして、名前が分かったのなら、出来るだけ行動や生態にも迫って、その鳥をより理解する。
さらには個々の植物や森全体を見ることで環境を知り、鳥を育んでいる森を知る。
そんな、面倒だけども実は楽しいトコロをやりながら、たかが数百mを3時間以上かけて歩いてました。
私は今までこんな鳥見を楽しんできました。こんな見方が楽しかった。
こんなツアーを通して、自宅近くの公園の遊歩道などでも鳥を見つける目を自分で磨き、見分けるコツを掴み、鳥との出会いの可能性が増えたなら、私もお客さんもwin-win。楽しい。
そんな自然ツアーがしたい、と思うワタシは、やっぱり大人数のツアーは出来ないな。
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ニセコでも、4月19日にトラツグミとアオジを今年初確認です。
これからG.W.にかけて、夏鳥が続々と増えてくる季節になってきます。

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