北海道でも場所によって、ちらほらと桜の便りが届くようになりました。
ニセコの桜はまだ先ですが、羊蹄山もだいぶ尾根が出てきて春の山の風景になってきています。
ニセコの今時期（4月～GWあたり）の季節感って、道内の他地域と比べても、ずいぶんとズレています。
普通、4月中旬も過ぎると北海道内ですら「雪のイメージはもうないよね。おしまいおしまい。」てな感じの場所がほとんどですから、ましてや、本州とはまったく違った季節感でしょう。
ニセコのこの時期はというと……
スキー場はゴールデンウィーク終了（5/5）まで営業。
今日現在、山頂付近は3m前後の積雪量です。一番下部のゲレンデではさすがに60cm程度まで減ってきて一部で地面が出てきましたが、まだまだ滑れます。
来週以降からゴールデンウィークの間は上部コースだけの開放となるでしょうが、私もいまだに毎日のように滑りに行っています。
さて、羊蹄山麓の森や町近くの公園の森では20～30cmの雪で、場所によっては60cmほど。
長靴でないと歩けません。
気温はここ数日暖かく、昨日も日中は20℃近くあったので長袖程度で大丈夫なほどでした。
ただ、GWくらいまでは日によっては寒の戻りもあり得るので、天気によっては寒くなることも。
一昨年は4/23に雪が降ってるくらいだし。
とはいえ普通、この時期は一気に季節が進むのであっという間に雪はなくなっていくでしょう。
GWの頃には山麓の森や公園内の遊歩道であれば、普通の靴で歩けるようになります。その頃にはだんだんと花も増え、ゴールデンウィークが終わる頃にやっと桜が開花します（例年5月6日頃）。
ただ、通常ツアーを行っているような神仙沼湿原などの自然観光地で何の問題もなく歩けるようになるのは、5月末から6月以降となります。そんな場所では、今はまだ2~3mの雪の中ですから。
当社のツアーは、4月末以降から6月までは基本的に「1dayフリーツアー」での対応となり、神仙沼湿原や鏡沼湿原などの半日メニューや山歩きのツアーは6月以降からの開催となります。
それまでのツアーについては、お問い合わせ・ご相談の上での実施となります。
「鳥を知りたい」「植物を知りたい」のようなご要望もお待ちしています。
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