ニセコでも花

札幌では桜が4/15に史上最早で開花し、ニセコの雪解けも例年よりも二週間は？早い感覚で進んでます。

倶知安町内で見る、今年初めての花。

「ぼちぼちいるはず…」と気にして探してみたら、いた。

実はこれらの花を見に行ったわけではなく、昨年夏に倶知安町内の林道脇で見慣れぬスミレの葉を見ていて、「これってアオイスミレだよね…」と思っていたものを確認しに、スキー帰りに毎日チェックしていたのです。

アオイスミレってニセコ周辺ではあまり見ないし、そもそも全道的にも散発的にしか見ない気がします。”稀” ではないけど、”よく” は見ない。
しかも自然度たっぷりな山の森よりも人里近い環境に咲くので、そんな場所って意外と歩いてなかったりもします。（よく似た「エゾアオイスミレ」は低山の花）
さらには超早咲きスミレなので、残雪が多いニセコでは「花が咲いてる」って頭になっていません。

だから「ニセコではいつ咲くのか？」「そもそもアオイスミレで合っているのか？」を確認しておきたかったのです。

正解。

周りはまだ雪解け直後で残雪もあって数株しかないけども、やっぱり咲き出してました。
これだけ早咲きのスミレなら、そりゃ花を見る機会は少ないわけです。たとえスミレの季節に見つけても葉だけになっちゃってるし。

そういえば……花の写真を撮っていたら、近くの笹の中から「ケキョッ…」という小さな声が聞こえました。
一応ワタシの中で ”ウグイス初鳴き” です。