こんなの見た

「こんなの見た」シリーズ、第2弾。

サカネランです。

この植物は「菌従属栄養植物」といい、自ら光合成することをやめ、自らの根に住まわせた菌から栄養を貰ったり・奪ったりする植物のグループ。この仲間ではギンリョウソウが有名ですね。
自ら光合成をして栄養を作り出す必要がないのでそもそも葉緑素を持たず、ということは植物体は緑色をしていません。本来は透明感のあるクリーム色をしているのだけど、なかなかそのいい色に出会えない。

実を付けてから植物が完全になくなっちゃうまでは意外と長持ちする気がするけど、花は咲いてもすぐに退色して所々で黒ずんでくるし、なんだか花期も短い気がしています。まぁタイミングが難しい。
見るのはだいたいこんな↓

実になったサカネラン

そもそもほとんど見ない植物なのに、せっかく出会えても花の綺麗なタイミングが難しいなんて、なかなか植物好き泣かせかもしれませんね。

↓ここまで透明感たっぷりのサカネランは初めてかも。
キレイでした。

5月18日 胆振地方

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