東北遠征１

今回の東北遠征は、岩手県から秋田県にまたがる南八幡平のあたり。
内陸のエリアなので標高も数百m以上と高めで、標高が高ければ個々の植物も北海道とさほど違和感を感じるほどでもなく、楽しめました（仕事ですが）。
東北の湿原と言えば―

キンコウカ。北海道には分布しません。
盛りは過ぎていますが、なんとか間に合った。

道内ではニセコがホットスポットのベニバナイチゴ。
東北でもこれだけ見られるとは知らず、最初は何だかよく分かりませんでした。
秋田から岩手の県境あたりの山では、1000mを超えたくらいで比較的普通に分布しているようです。

タマガワホトトギスは、岩手・宮城・秋田・山形あたりの1000mに満たないような低標高の山あいの沢に普通。
北海道のごく一部で、この変種であるハゴロモホトトギスが見られます。見た目はほぼ一緒。

里地ではヤマユリがたくさん。
見た目も匂いもアピールしすぎです。

「目玉おやじ」的なアキノギンリョウソウがたくさん。

「こりゃ、面白い」編。
オオバコの葉が群生している中で、クモキリソウが数輪。クモキリソウの葉を見つけましょう。

アカソの花（奥）とヤマブキショウマの花（手前）。ちょっと似てる。

つづく。