(極)疎

相変わらず「密」とは程遠い所ばかりを歩いていますが、さすがに最近は、近所の森林公園ですら例年よりも歩いている人が多いような気がします。
とはいっても、いつもなら「3時間歩いても誰にも会わない」ところを、「4~5人に会った」という程度なんで、やっぱり「密」とは程遠いのですが。
しかし念の為に、GW中は名の通った自然遊歩道は避け、遠出はせずに家から30分程度以内で「どっかないかな~」と、日頃のフィールドワークの積み重ねを思い出しながら…。
この日はこんな所。
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「この一ヶ月の間に10人歩いたのかな……」くらいの雰囲気です。
山野草が遊歩道上を覆っちゃってます。つま先立ちで花々を避けながら歩く始末。
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当然誰にも会いませんでした。
多分一週間後にまた来ても、その間私しか歩いてないかも……。
奥深い山奥の道でも何でもなく、町から10分程度の散策路、といった道なのに、花に溢れ・鳥に溢れ・誰もいない、予想以上に気持ちのいい道でした。
登山でもトレッキングでもなく名の通った自然探勝路でもなく、特に景勝地というほどのキャッチーな景色も広がっていない―だけれども、足元には里にあるべきフツーの植物が当たり前に咲いている。
通常の観光だったら見向きもされないこんな道を、人間側が自然を見る目を磨いて楽しむ、というのも、これを機会にもう少しピックアップされてもいいのにな、と思います。
私の思う、自然ツアーのひとつでもあります。
(こんな状況で突然ピックアップされても困るので、場所はあえて書きませんが)
私自身は、これまでもこれからもこんな場所の自然ばかりを見て歩いていますので、終息した際には、また皆さまとこんな道をのんびり歩けることを願っております。
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クルマバツクバネソウがたくさんでした。
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ミヤマシケシダのチビが可愛らしい。
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