エゾシカ調査

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今年も洞爺湖のエゾシカ調査に行ってきました。
『洞爺湖中島に生息するエゾシカの個体数変動を追跡し、シカと森林植生との相互作用を解明するための基礎資料を得る』
ことを目的に、もう40年以上も毎年続けられている調査です。
大きく派手な新しい活動って ”やっている感” を感じやすいものですが、長期に渡る活動って、本質的な部分を見極めた上で変わることなく、変えるべきものは変えていく―という難しさがあります。
しかも、やり続ればやり続けるほど地道で地味になりがちなんで、気持ち的にもずっと同じことをやり続けることって難しいものです。
ホント、私も常々実感しています。
しかし「自然を見て・知り・保全する」ってそんな活動にこそ価値があります。
この調査では、そんな刺激をいつも感じさせて頂いています。
私にとっては、各地の研究者の方々や大学の先生方、若い学生たちと会える場であり、若者たちと一日中ハードな行程をこなすことで自身のガイド技術を見直したり、若者と渡り合える体力や歩く技術があるかどうかの試しの場でもあります(笑)
今年もまだまだイケる、という安心感も得られました。
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