奥尻島へ

先週はずっと道南の奥尻島に、ガイド仕事で出張していました。

昨年、私のツアーに参加してくれた奥尻島在住のお客さんが「地元でご一緒したい」と呼んでくれて、どこでも呼ばれればホイホイと行く私、島だろうが当然行っちゃいます。

奥尻島は、北海道といえども対馬暖流の影響で北海道らしからぬ側面があり、奥尻島にしか生育していない植物などもあります。
日頃、植物や鳥を見ている私にとっては、難しくも楽しく新鮮な場所なんです。

しかもそのお客さん、島で宿をやりながら自然ツアーを自身で実施していて、北海道自然ガイド資格も取得しているほどなので、そんな自然ついて時にマニアックにあーだこーだ言い、時にガイド的視点でもあーだこーだ言いながら毎日歩いてました。

ガイド的側面では、ツアーの組み立てからツアーフィールドの検討、夜は室内でのガイド研修会。
ナチュラリスト的側面では、目につく植物をリストアップしたり、ツアーじゃ行かない場所を歩いてみたり。超どっぷりな充実の一週間でした。

奥尻島へ行く際は、『ブナの森散策ツアー』をどうぞ。
私にはない(?)好青年の爽やかな笑顔で、かつ地元ガイドならではの自然の知識と真摯なガイド姿勢で迎えてくれますよ。

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さて私は、というと…

ゆったりとした島時間と温かいおもてなしの中、日々道端から森林までの様々な自然を見ながら好き勝手に話している感じです。

少し専門的なハナシですが、奥尻島のブナ林って、黒松内以南の北海道のブナ林から北東北のブナ林まで、南北に伸びるそれぞれのブナ林の種組成がひとつの島に圧縮されているよう。
島特有の地形と気象条件の影響を受けて成立した森の面白さなんでしょうね。
そこいらをツッコんで見てみるのも、楽しい場所です。

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