昨年は亜高山の笹であるチシマザサがよく咲いていて、「今年は笹の花をよく見かけるな」なんて言っていた記憶があり、一昨年は「今年はスズタケ(※局所的に分布している笹)がよく枯れているな」なんてことを言っていた記憶もあります。
それが今年は、山麓にあるクマイザサがたくさん咲いています。ニセコの山麓の笹にはクマイザサ以外にも何種類かありますが、どれも本当にスゴイ。
同種同士が――異種同士も――、同調するかのように一斉に開花しています。
”一斉に”といっても、地下茎で繋がっているササではどこまでが”一個体”なのかよく分からんので、どこまで同調しているのかもよく分からないのですが。
まぁ、とにかく広範囲で開花しているのです。
そんな笹ヤブを歩いた日にゃもぅワタシ……鼻がぐずぐず、目がしょぼしょぼで酷いものです。
ササの花が咲くと……不吉な言い伝えがあったり、あり得ない出来事が起きたりする代名詞なのですが、やっぱり私はそんなことは気にしないタイプ。
「私がガイド仕事で大繁盛する」という出来事なら大歓迎です。
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