ニセコにない穏やかさ

穏やかな天候が続く正月。
この日も絶好のコンディションでした。

冬の森の観察って「冬芽観察」とか「動物の足跡観察(アニマルトラッキング)」などが一般的なんだけども、いつも吹雪・深雪のニセコでは足跡なんてすぐに新雪で消えてしまうし、冬芽を見ようと上を見ると降ってくる雪で辛い…なんてことも多くて観察することが難しいのです。
ガイド的には、「じゃ、ツアーで何見て、何話してんの?」という気もしますが、それは私も分かりません。
思いつきです(笑)

それがこれだけ穏やかな天気が続いて新雪が積もらないと、動物の足跡が見れるじゃぁーありませんか。私もなんだか新鮮なツアーでした。

鳥好きなお客様でしたが、この日ばかりは足跡もしっかり観察し、観察のコツや識別のポイントなども整理し、私としては珍しい話題で盛り上がってました。

こちらは珍しく、鳥の痕跡。

動物たちの冬の行動を想像してみたり識別の難しさを見たり知ったりしながらも、森と光が織りなす ”しましま” の美しさに盛り上がる―まさに「科学と感性」のツアーでした。

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