続ける必要性

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洞爺湖の真ん中に中島という無人島が浮かんでいます。
そこには数百頭のエゾシカ生息しています。
島という隔離された自然の中で、シカがどのように生息し、何を食べ、
どうのように生息数を変動させているのか?
そんな、エゾシカと森林植生との相互関係を探るための調査が30年以上前からずっと続けられています。
私にとっても、毎年恒例で手伝わさせて頂いている調査です。
この調査で毎年思うのですが・・・、続けることの大事さ。
一つの自然を見るのに30年以上ですよ!
しかも当然ながら、ただ見るだけでなく、調査としてデータを取り続ける人がいる。
これだけでも何ともスゴイことじゃないですか?
そんな風に自然を見てみたい。
何年もガイドをしていると、立場や経験や他人との関係から、やらないといけないかな・・・的なことも増え、
「グローバルな視点から観光というものを捉え、ガイド業の位置づけとガイドの育成を・・・うんちゃらなんちゃら・・・」などというハナシがよく出ます。
だけどやっぱりワタシは、
“自分にとって”やるべきことを、コツコツと、ホソボソと、コソコソと(?)、やり続けるのが合っているんだなぁ~、と感じます。

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