「散策バッグ」

私はフィールドワークの際、カメラやGPSの他に財布や携帯電話・ペットボトル(飲み物)・上着(雨具)・8インチタブレットなんかを持ち歩いています。
これがツアーとなると、たとえ遊歩道でも救急用品セットを持ち歩く必要があり、そうなるとザックを背負うしかありませんでした。でも遊歩道程度の散策に、いちいちザックというのも仰々しい。
そんな時は今まで、調査仕事用の現場バッグ(ショルダーバッグ)にこれら全て入れて歩いていたのですが、お客様の前だというのに現場バッグは小汚いし大きいし、ツアーでは使わない余計な調査道具もたくさん入れっぱなしだし、これもなんかイマイチ。
そこで先日、日頃お世話になっているパタゴニアさんからコレを入手してみました。
パタゴニア アトム・スリング8L
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これがド・ハマり。
飲み物や雨具、財布・小物程度は充分入るコンパクトなワンショルダーバッグです。
モノが取り出しやすく、少し歩く程度のモノは充分入ります。
ただ、8Lという小容量の割にモノが入る、というだけで、着替えやらお土産やらが入るような容量ではないので大きさに期待し過ぎてははイケません。あくまで『コンパクトなバッグ』です。
旧モデルにあったズレ防止用のサイドベルトはニューモデルでは廃止されています。それに伴い、肩ベルトを左右に付け替えることが出来なくなり、右肩にかける専用です。
その分スッキリしましたが、自転車で使おうとする方は好みが分かれるでしょう。
普通に歩いている分にはズレてくるということはありません。
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ワンショルダーの利点は、立ったままスッと前に回して中身を取り出すことが出来ること。
ザックの場合は、いちいち立ち止まって、いちいちザックを下ろして…となるので、荷物が少ない場合はこれが大きなアドバンテージとなります。
替えレンズなどを入れておくにもいいかもしれませんね。
コンパクトなバッグの割に、肩ベルトは太めでクッションもしっかりしています。フィット感もいい。さすがパタゴニアさん、いい作りです。
メインとは別にサブポケットがあり、ここには財布やスマホ、鍵などに良さそうです。
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メイン内部には大きめの小物仕切りがあり、内側に薄いパッドがあって傷防止になっています。ここにはタブレットやスマホなどが良い感じ。
メインには図鑑2冊程度は余裕で入ります。
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ただ、メーカーページに、「ショルダーストラップ部分の小物入れには携帯電話を収納可能」とありますが、日本でよく使われているスマホサイズは(多分)入りません。私はいまだにガラケーなので余裕で入りますが (^_^;)
ゴツいTG-5で “入れようと思えば入る” というギリギリなサイズ感なので、普通のコンパクトデジカメなら入るかもしれません。
ただし、ポケット内部にはパッド材などはありませんので、サングラスなどは傷がついてしまうかもしれません(オークリーのサングラスなどはそもそも入らないですが)。
※ちなみに、TG-5のサイズは “113mm× 66mm× 32mm” です。
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さてワタシ的には、ちょっとした湿原散策程度のツアーでどこまで使えるか、というトコロなのですが、ツアー時の救急セット最低レベルがこのサイズ。
(約24cm×17cm×11cm程度)
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さすがにこれを入れるとペットボトルが入らなくなるので、ペットボトルホルダーを外付けしてみました。
ペットボトルホルダーinダイソー。パタゴニアのバッグにダイソー、っちゅうのも何ですが (^_^;)
これで、このバッグを使いながら救急セットを持って歩くことも可能になりました。
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これ以上の荷物の時は諦めてザックを背負えばいいワケだし、ツアーで長い時間歩く時はそもそも救急セットも変わってくるのでザック決定です。
『そこまでではない』という時の使い分けにバッチリなんです。
ちなみに当然、町歩きでのちょっとした小物入れとして気軽に使えるし、冬のすすきの飲み会などにも良さそう。
満足です。

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