鳥好きな馴染みのお客様と一日ツアー。
GW中といっても混雑とはまったく無縁な場所で―
鳥はたくさん、花たくさん―
という贅沢な自然ツアーでした。
本州から来てくれるお客様なのですがなんと一ヶ月前にも来てくれていて、その時も雪の森の中で鳥の声の聞き分けにチャレンジしたり環境とのつながりを意識したりの、鳥見トレーニングのようなツアーでした。
3月~4月の雪の時期だと出現する種数が少なめなので、逆にそれが頭とテクニックの整理にぴったりなのです。
そして5月のこの時期。一年の中でこの一ヶ月が鳥観察に最も適した時期です。
市街地近くの公園で30種以上の鳥を観察できました。
出現する鳥が増えれば増えるほど「鳥見を始めるにはベスト」と思いがちだけど、予習なしでいきなりこの時期に始めると、目移りしちゃうわ声に混乱しちゃうわで意外と身にならないことがよくあります。何より覚えきれません。私自身がそうでした。
「鳥見は3~4月に始め、その経験値を5月のピークでフル活用する」のが一番なのです。
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野外で実際に見分け・聞き分けるためのコツを実践し、
環境ごとに出そうな鳥を想定しながら見やすい場所を見極め、
これだけの鳥が出てきても混乱しない頭の整理。
こんな経験を通して見る経験値を楽しみながら積み上げていけばいつの間にかアタマも整理され、見れるようになってきた自分に気づけて楽しい。
そして自分たちだけでもどんどん鳥を見つけられるようになり、いろいろな場所で自然に目を向けるきっかけになれば、もっと楽しい――はず。
私も嬉しい。
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